こんにちは!3姉妹を育てている現役ワーママ、たまきです。
「小さい子どもを育てながら転職なんて、難しそうだな…」
そんなふうに悩んだことはありませんか?
- 育休から復帰したら、仕事へのやりがいが減ってしまった
- 同僚が転職や昇格、独立などと前に進んでいく姿を見て、なんだかモヤモヤする…
- 自分は毎日生活を回すだけで精一杯なのに、みんなはすごい…と焦る
そう感じている方も多いのではないでしょうか?
私自身も育休明けに、まさしく同じように感じていました。
会社で一番仲の良かった同期は、有名商社に転職。
かわいがっていた後輩は、いつの間にか課長に。(私は平社員)
みんながキラキラして見えて、毎日仕事と育児の両立で疲れ切っている自分を恥ずかしく思いました。
私はいま子育てを頑張っているんだから仕方ない、と自分に言い訳しつつも、
「このままじゃ何も変わらない…」
「私、これでいいのかな…」
そんな焦りを感じていました。
もっとやりがいを持って働ける仕事があるんじゃないかと考えましたが、子持ちママだと転職は難しいイメージ。
成功している人の体験談は、スーパーマンすぎて参考にならない。
そんなわけで、「子持ちの転職って難しいんだ…」と思い込んでいました。
でも、調べていくうちに転職で使える意外なワザがあることや、転職にこだわらない働き方があることを知ったのです!
そこで今回は、意外と知られていない転職のテクニックや、転職以外のキャリアアップの選択肢についてご紹介します!
- どんどん活躍、前進していく人たちを見るとちょっとつらい…
- 毎日を乗り切るだけで精一杯だけど、私のキャリア、これでいいのかな…
そんなふうに感じている方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
少し、気持ちが楽になるはずです。
子持ちママの転職が難しいと言われる3つの理由

「子持ちママの転職は難しい…」
これはよく聞きますよね。
でも、具体的にどうして子持ちだと転職が難しいのか、イマイチわかっていない方もいるのではないでしょうか?
まずは、子持ちママの転職が難しいと言われる主な理由を3つ紹介します!
働く場所や時間に制約がある
小さい子どもを育てていると、「基本は毎日残業!毎週のように泊まりで出張!」という仕事は難しいですよね。
子持ちママは、働く場所や時間に制約があることがほとんどです。
そのため、どうしても場所や時間に融通がきく人に比べると、「ちょっと採用しづらい…」と思われることも。
産休・育休でキャリアにブランクがある
産休や育休で現場を離れた期間があるのも、採用には気になるポイント。
企業によっては「すぐに即戦力として働ける人が欲しい」と考えているケースも多く、ブランクがある=勘を取り戻すのに時間がかかりそう、という印象を持たれてしまうことも。
とも思いますが、簡単な仕事しか任されなくなり、実績を積めていないケースだと、やはりイメージはイマイチです。
子どもの体調不良などで急な休みのリスクがある
小さい子どもはすぐに体調を崩すものですが、これも採用する企業側にとってはリスク。
急な欠勤は他のメンバーにしわ寄せが行くことになりますし、責任あるポジションに任せづらいな…と感じてしまいます。
加えて、ワーママが子どものことで休みがちになり、気まずくなって退職…という流れはよくあるパターン。
採用担当者は、「入っても、またすぐ辞めちゃうんじゃないのかな…」という不安を持っています。
実は、転職だけが答えじゃない!

理由をお伝えしたとおり、やはり、子持ちママの転職は簡単なことではありません。
でも、そもそも本当に転職するのがベストなんでしょうか?
実は、答えは転職だけじゃないかもしれません。
転職は環境を変える手段のひとつ
「もっとやりがいのある仕事をしたい!」
「自分ももっとキャリアを切り開いていきたい!」
そう考えた時、パッと思い浮かぶのが転職です。
たしかに、今の働き方や会社の制度が合っていないなら、転職は環境を変えるのに役立ちます。
でも、転職=すべての解決策ではありません。
転職はあくまでも環境を変える手段の一つでしかなく、「転職しなきゃ私のキャリアはここで終わり」と思い込む必要はないんです!
今の自分を否定する転職活動はしんどい
子持ちママが転職をしようとすると、先ほどお伝えした
- 働く場所や時間に制約がある
- 産休・育休でキャリアにブランクがある
- 子どもの体調不良などで急な休みのリスクがある
といった子持ち転職の難しさの壁にぶつかるはずです。
そうすると、「もっとバリバリ働けたら」「もし子どもがいなければ」と、今の自分の状態を否定してしまいやすくなります。
そして、条件に合う求人が見つからなかったり、書類選考で落ちたりということが続くと、「私には価値がないのかも…」と思い込んでしまうことも。
今の自分を否定して無理に転職を目指しても、自己肯定感が下がり、結果としてしんどくなってしまいます。
焦って転職することで後悔することも
とにかくこの環境を変えたい、という気持ちが先走ると、「とりあえず転職しよう!」と思ってしまうかもしれません。
でもこれって、実は危険です!
例えば、
- 時短勤務で採用されたのに、入社したら残業しないといけない雰囲気だった
- 子育てしながら働くことにメンバーの理解がなく、疎外感があった
- 業務量や責任が重すぎて、前よりも忙しく生活が回らなくなった
ということも。
せっかく環境を変えて頑張ろうと思ったのに、「こんなはずじゃなかった…」と後悔するのは辛すぎますよね。
だからこそ、焦って転職を目指すのではなく、
「今の自分が大切にしたいことは何だろう?」
「本当に転職が必要なのかな?」
と、一度立ち止まって考えることがとても大切です!
子持ちママが知っておきたい転職以外の選択肢

キャリアアップというと転職が思い浮かびますが、転職はすべての解決策になるわけではありません。
転職にこだわらず、今の環境でできる工夫や他の選択肢も知っておくことで、自分が本当に目指したい道を選ぶことができます!
社内でのキャリアチェンジを目指す
今の働き方にモヤモヤしたとき、まず「この会社から離れなきゃ」と考えてしまうかもしれません。
でも、実は「今いる会社の中で新しい仕事、新しい働き方にチャレンジする」ことも、立派なキャリアアップの一つです!
例えば、
- 未経験だけど興味のある業務に、社内公募で挑戦してみる
- 時間の融通がききやすいバックオフィスの部署に異動する
- 時短勤務・リモートワークなど、働き方の見直しを上司に相談する
などといった方法があります。
社内での挑戦の場合、周りとの信頼関係や社内ルールに理解があるぶん、転職よりもハードルがぐっと下がることも。
また、「今の部署では両立が厳しい」「やりがいが持てない」と感じていても、上司やチームが変わることで、別人のように活躍できるケースも多いんです!
退職を決断する前に、「今の会社で、まだできることがないかな?」と考えてみることをおすすめします。
副業で「好き」や「得意」を試してみる
「子持ちの転職はやっぱり難しそうで、ハードルが高い…」
「興味のある仕事はあるけど、未経験でスキルがない…」
そんなときにおすすめなのが、自分の「好き」や「得意」を活かして、副業で新しい仕事や働き方にチャレンジしてみることです!
例えば、
📌 文章を読むのや書くのが好き→ブログ運営、ライター
📌 SNSを見るのが好き→SNSの運用代行
📌 手先が器用→ハンドメイド作家
などといった副業があります。
今の仕事を続けながら、「好き」や「得意」に関する仕事を試すことができるので、
「楽しいと思える仕事をしたいけど、稼げないと本末転倒だし…」と考える人にもおすすめです。
実際に副業で試してみることで、「こっちの働き方のほうが合ってるかも」「やっぱりこれは趣味の範囲だな」と気づくかもしれません。
転職ほどリスクを取ることなく、新しい仕事や働き方にチャレンジできるのが副業の魅力です!
スキルアップは毎日15分からでもOK
「同僚は資格勉強や英会話など、スキルアップにたくさん時間を使えていて羨ましい…」「私は仕事に育児にヘトヘトで、まとまった学習時間なんて取れないよ…」
そんなふうに感じる方も多いのではないでしょうか?
ただでさえ忙しいワーママが、1日何時間も机に向かって勉強…というのは大変ですよね。
でも、スキルアップは1日15分だって十分、OKなんです!
例えば、
📌 通勤電車の中で学び系YouTubeを見る
📌 洗濯物を畳みながらVoicyを聞く
📌 朝15分早起きして、読書をする
など、ちょっとしたスキマ時間でいいんです。
今までなんとなくスマホを見たり、テレビを見たりしていた時間を、少し切り替えるだけ。
それをコツコツ積み重ねることで、ゆっくりでも確実に成長することができます。
それに、「私は忙しい中でもスキルアップのために頑張ってる!」と思えると、自己肯定感も上がるんですよね!
ちなみに私がよく聞いているVoicyが「ワーママはるラジオ」!
2児のママの尾石晴さんが、キャリアや人間関係、子育て、お金などについて「賢くしたたかに愉しく生きよ」をモットーに発信されています。
何か始めたいけどモヤモヤ…というときに刺さる配信が多いので、ぜひ聞いてみてください!
意外と頼れる…自治体のワーママ支援制度!
ワーママがキャリアチェンジを考えるとき、まず転職サイトや転職エージェントが思い浮かぶ人も多いと思います。
でも、実は身近なところにサポートがあるって、知ってましたか?
各自治体には、子持ちママのスキルアップや再就職を支援する制度が用意されているケースが多いんです!
今回初めて知ったんですが、私が住んでいる埼玉県には、「埼玉県女性キャリアセンター」という施設があります。
仕事に関する面談を受けてくれるほか、仕事に役立つセミナーや、企業へのインターンシップも行ってくれるそうです。
「自治体が開催するセミナーって、どんなものかな…?」と思ったんですが、案内を見たら、意外なことにかなり充実してました!
「子育て×自分らしい働き方」というような自己分析系のセミナーから「在宅ワーク入門セミナー」といった実務的なセミナーまで、幅広く用意されています。
また、面談やインターンシップでは、転職サイトで得られない自治体ならではの地元企業の求人や、支援員さんからのリアルな情報が手に入る可能性も…。
これは正直、穴場なんじゃないでしょうか?
自治体がこれだけワーママ支援に力を入れているなら、使わないのは損ですよね!
「〇〇県(〇〇市) ワーママ 支援」などで検索してみると、あなたの地域にも意外なあるかもしれません。
ぜひ一度検索してみてください!
子持ちママが今すぐできる第一歩!チェックリスト

子持ちママの転職が難しい理由と、転職以外の選択肢について紹介しましたが、
「でも結局、今日から何をしたらいいのかいいのかわからない…」
という人もいますよね。
ここでは、キャリアのモヤモヤ、焦りを解消するために「今日からできる小さいアクション」を紹介します!
自分を知る編(モヤモヤの正体に気づく)
☑️ 「なぜモヤモヤしているのか」紙に書き出してみる
☑️ 1週間のうち「嬉しかったこと・嫌だったこと」をメモする
☑️ 「理想の1日」を妄想して、朝から夜までどんなふうに過ごしたいか書いてみる
副業・スキルアップ編(小さく始める練習)
☑️ 1日15分だけ勉強タイムを作って、ノートに「気づき」を1つ書く
☑️ スマホに副業マッチングアプリ(例:ココナラ、クラウドワークス)を入れてみる
☑️ 通勤時間に「気になるジャンル」のYouTubeや音声配信を聞いてみる
転職・情報収集編(知っておくだけでも価値あり)
☑️ 住んでいる自治体の女性向け就職支援窓口を調べてみる
☑️ 転職サイトで「気になる職種」を検索して雰囲気を掴む
焦る気持ちは頑張っている証拠、一人じゃない!

仕事と育児で毎日いっぱいいっぱいで、キャリアアップなんて考えられない!
でも、どんどん活躍して未来を切り拓いていく同期や後輩を見ると焦る…
私のキャリア、このままでいいのかな…
そう思って色々調べたものの、どうやら子持ちママの転職は難しいらしい…。
そう焦り、落ち込んでいるあなた。
焦るのは、頑張っている証拠です!!
「キャリアなんてどうでもいいや」
「お金さえ貰えれば、やりがいなんてなくていいよ」
と思っていたら、そんな焦りは生まれません。
「せっかく働くならやりがいを持って頑張りたい」
「自分が活躍できる仕事を見つけたい」
と思っているからこそ、周りがキャリアアップしていく様子に焦り、何かできないかと考えているんです。
だから、今の時点であなたはすごく頑張っていますし、同じように悩んでいる人がたくさんいます!
ですが、子持ちママの転職が難しいのは事実です。
そして、転職はキャリアアップにおけるすべての解決策ではありません。
だからこそ、焦っている自分を受け入れた上で、「本当に転職がベストな選択なのかな?」と考えてみてほしいです。
私自身、仕事と育児の両立をする中で、キャリアアップの限界を感じてきました。
そして、私が選んだのが「今の仕事を続けながら副業を始める」ということでした。
(詳しくはこちらの記事へ)
私はもともと文章を読むこと、書くことが好きだったので、現在はライターとして活動しています。
副業を始めてからは、以前のように漠然とキャリアアップにモヤモヤすることはなくなりました。
それはきっと、キャリアアップを目指し、少しずつでも行動しているからだと思います。
転職に焦っているあなたも、今回紹介したチェックリストを参考に、何かひとつ小さな行動を起こしてみてください。
きっと、モヤモヤしていた心が少し軽くなるはずです!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!