仕事と育児の両立

【現役ワーママが語る】子育て×キャリアの両立で実践してきた3つのこと

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こんにちは!3姉妹を育てている現役ワーママ、たまきです。

「子どもを産んだら、キャリアは諦めないといけないのかな…」

そんなふうに悩んでいませんか?

時短勤務、残業NG、保育園からの突然の呼び出し…。
思ったように仕事の成果をあげられないことへの焦りと、子どもとの時間を大切にしたいという想いの葛藤。

私も、第一子の育休明けから同じように悩んできました。
理想の姿とは程遠い現実に、子どもの寝顔を見ながら泣いた夜は数えきれません。

何度も心が折れそうになり、「もう子育てとキャリアの両立なんて無理だ…」と思いました。

でも今、私はワーママとして子育てもキャリアも諦めることなく、充実した両立生活を楽しんでいます。

今回は、私が子育て×キャリアの両立を諦めそうになった瞬間と、子育て×キャリアを両立させるために実践してきた3つのことをご紹介します!

  • 子育てとキャリアの両立に悩む人の話を知りたい
  • キャリアを諦めたくないけど、どうしたらいいのか分からない…
  • 子育てとキャリアの両立は、環境に恵まれていないと無理じゃないの?

そんなふうに感じている方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください。
きっと、少しだけ心が軽くなるはずです。

子育て×キャリアの両立を諦めそうになった瞬間

想像していた以上にハードだったワーママ生活。

「子育てとキャリアの両立なんてできるはずない!」と心が折れそうになったことは一度や二度ではありません。

その中でも、特に「もう両立は諦めた方がいいかも…」と辛く感じた瞬間を3つ紹介します。

子どもの体調不良で欠勤が続いた時

私は長女が1歳のときに、子どもを保育園に預けて育休から復職しました。

最初は久しぶりの仕事が楽しくて懸命に働いていたのですが、復職して3ヶ月ほど経ったころ、長女の通う保育園でインフルエンザが流行。

集団生活をしている保育園では、感染予防もなかなか難しいんですよね。
案の定、長女もインフルエンザを貰ってしまいました。

当時住んでいた地域には病児保育施設がありましたが、いつもいっぱいで、なかなか予約が取れません。
ちょうど夫は仕事の繁忙期だったため、私が仕事を休み、約一週間長女の看病をすることに。

高熱で苦しそうにしている長女の横で、会社に電話をし、

今日のアポイントを代わってもらえないでしょうか?

と同じ課の先輩にお願いしました。すると先輩は、

分かったよ、こっちで確認して適当にやっておけばいいでしょ

と投げやりに言うと、通話は終了。

先輩は忙しく、迷惑をかけてしまうとわかっていたものの、その対応にショックを受けました。

好きで休んでるんじゃないのに。
私だって、仕事できるならしたい。
今日だって、頑張ってようやく取れたアポイントだったのに…。

そう思う一方で、うなされている長女を見ながら、

この子がこんなに苦しんでいるのに、私は仕事のことばかり。
これじゃ母親失格だ…。

「こんなときぐらい子どもに寄り添ってあげたい」という気持ちと、「会社に迷惑をかけていて申し訳ない、早く仕事に戻りたい」という気持ちの葛藤で、涙が止まりませんでした。

その後もしばらく長女の熱は下がらず、会社に欠勤の連絡をするのがとても憂鬱だったことを覚えています。

周囲に取り残され、昇格できなかった時

長女を出産するまでの私は、いわゆるバリキャリタイプでした。

会社の花形部署で大きな案件をいくつも担当し、プライベートは後回しで朝から深夜までひたすら仕事。
当時の人事評価は良く、順調に昇格してきました。

ですが、育休から復帰した私は毎日定時に退社。
任される仕事も、サブ担当としてのサポート業務が増えました。

そして迎えた人事評価の時期。

今まで通り働いていれば、普通に上がれる。
その昇格に、私は落ちました。

「まあ、復職してすぐだもんね…来年こそ頑張ろう!」

そう思っていましたが、1年後も、私は昇格できませんでした。

上司に理由を尋ねると、

長い時間働けないんだから、もっと成果でアピールしないと難しいよ

とのこと。

「時間が限られている中で、他の人より成果を出せってこと?
そんなの無理でしょ!

私のキャリア、終わった…。」

同僚や後輩に置いていかれるようで焦るとともに、キャリアの行き詰まりを感じていました。

会社の中で疎外感を感じた時

育休から復帰後に配属されたのは、長時間労働が当たり前の部署。

残業が当然だったので、定時後に突然ミーティングが開かれることがよくありました。

当時の部署で、ワーママとして働いていたのは私だけ。
保育園のお迎えに間に合うように退社すると、私はそのミーティングに参加できません。

そして、ミーティングで話された内容は「みんなが知っていること」として扱われるため、私だけが必要な情報を知らない、ということがたびたびありました。

最初のうちは「そういえばミーティングに出てなかったね」と内容を教えてくれていた上司も、同じようなことが続くと、だんだん面倒くさそうに。

「私の働き方って、みんなに迷惑かけてるんだな…。」

子育てしながら働くことに対して、どんどんネガティブな気持ちになっていきました。

子育て×キャリアの両立を諦めそうになった私が実践した3つのこと

子育てとキャリアの両立は、想像以上に難しく、心が折れそうになりました。

それでも、私はキャリアを諦めたくありませんでした。
子育てもキャリアも、私にとって同じくらい大切だったからです。

そんな私が、何とかして両立を叶えるために実践したことを3つ紹介します。

働き方の工夫を自分から相談した

以前の私は「会社に与えられた働き方で頑張るもの」と思い込んでいました。

  • 部署のメンバーがみんな出社しているなら、私も出社するしかない
  • 定時後のミーティングが当たり前なら、それに合わせられない私の働き方に問題がある

といった具合です。

でも、両立に向けて奮闘していくうちに、あることに気がついたのです。

  • 私が与えられた働き方を素直に受け入れていたら、上司は私が「問題なく働けている」と思ってしまう
  • 私の悩みや要望は、自分から発信しないと伝わらない

それから、私は上司に察してもらうのをやめました。

例えば、

リモートワークができれば、子どもを看病しながら仕事ができる。
〇〇部ではこのような形で導入しているので、うちの部署にも導入してほしい。

定時後のミーティングは毎回参加できず、情報共有に悩んでいる。
時間を変更するか、メールでの共有などに切り替えてほしい。

といったように、よりよく働ける方法を考え、自分から相談をするようにしました。

最初は「こんなこと言ってもいいのかな…」とオドオドしていましたが、意外にも上司からは好反応。

話をしてみると、上司もワーママを部下に持ったことがなく、どう対応するのがいいのかわからなかったそうです。

相談の結果、私の部署ではリモートワークを取り入れることになり、子どもの看病をしながら自宅で働けるようになりました。

さらに、定時後に行われていたミーティングも、就業時間内に変更されました。

そして驚いたのは、少し距離を感じていた同僚が

「リモートワークができるようになって、妻に任せきりだった家事ができるようになった」
「定時後にミーティングが入るから残業しないといけなくて、しんどいと思っていた」

と、私と同じように今までの状況を辛いと感じていて、私のアクションを喜んでくれたことです。

自分の状況や気持ちを積極的に伝えていくことで、ぎこちなかった上司や同僚との関係も円滑になりました。

自分の目指すキャリアを見直した

出産前の私は「とにかく最速で出世することが最高のキャリアだ!」と考えていました。

育休から復帰してからも同じ感覚でいたため、昇格できないことに焦り、もどかしく感じていたのです。

私は「出世できないならこの会社で働く意味がない」とまで思い、会社を辞められるスキルをつけようと、Webスキルを学べるオンラインスクールに入会しました。

そのスクールでは、まず初めに自己分析を行うことに。

「私は手っ取り早く働き方を変えたいんだけど…何で自己分析?」

と思っていたのですが、これが目からウロコでした。

自分が本当に目指す目標を考えていくうちに、私は

  • 同僚や後輩より役職が低いと恥ずかしい
  • 周りの目が気になる

という理由で、早く昇格したいと感じていることに気がつきました。

私は自分の理想とするキャリアを目指しているつもりでしたが、それは「周囲から羨ましがられるキャリア」を目指していただけだったのです。

スクールでの自己分析をきっかけに、私は自分の目指すキャリアを見つめ直しました。

その結果、私が欲しいのは、

  • やりがいと楽しさを感じられる仕事
  • 家族が好きなことを我慢せず挑戦できるだけの収入

なのだと気がついたのです。

それによって、「役職が低くて恥ずかしい」「同僚はたくさん年収を貰っていてずるい」というような、周りと比較してのキャリアへの焦りがなくなりました。

会社を辞めようと思って入会したスクールでしたが、結果的に今も同じ会社に勤めています。

現在は、働き方を自分で選べる状態になるために、副業という形でスキルを磨いている最中です。
(詳細はこちらの記事で書いています)

同僚への申し訳なさを手放した

育休から復帰後の私は、常に同僚に対して申し訳ない気持ちを抱いていました。

  • みんなが残業している中、定時で帰ってすみません
  • 急に仕事を休むことがあってすみません
  • 子育てもキャリアも欲張ろうとしてすみません …

心の中では常に頭を下げているような状態。

でも、この申し訳なさを手放しました!

もちろん、迷惑をかけてしまったときは謝罪と感謝をしています。(これは大前提ですね!)

でも、普段はもっとフラットにいようと思ったのです。

それは、私の中に「申し訳なさを持っていたら許される」というような気持ちがあったから。

私は子育てとキャリアを両立すると決めた。

だから、「申し訳ないと思っているから多少許してね」という甘えを捨てて、真正面から仕事に向き合おう!

と考えたのです。

以前、定時後のミーティング内容について、参加できない私に情報共有されないことがありました。

それまでの私なら

「私の働き方に問題があるから、何度も聞いてしまって申し訳ない…」

と妙な引け目を感じていましたが、申し訳なさを手放したことで

「業務に必要な情報なら、必ず教えてください!」

という姿勢でいられるようになりました。

子育て×キャリアの両立を諦めたくないあなたに伝えたいこと

私自身、何度となく心が折れ、子育てとキャリアの両立を諦めそうになりました。

そんな経験から、ぜひ伝えたいことがあります。

状況を変えるには、自分で動く必要がある

今は「こんな状況じゃ、子育てとキャリアを両立するなんて無理だよ」と思っているかもしれません。

その気持ち、とっってもよく分かります。

でも、嘆いているだけでは何も状況は変わりません。
しんどい日々が今後も続いていくだけです。

  • もっと働きやすい方法があるんじゃないか
  • こんな改善ができるんじゃないか

状況を変えるためには、自分でアクションを起こす必要があるのです。

「そうは言っても、勇気が出ないよ…」

と思うかもしれません。

大丈夫、私も最初に上司に相談したときは、めちゃくちゃオドオドして挙動不審でしたよ!笑

でも、勇気を出して一歩踏み出したことで、私の働きやすさは格段に上がりました。

  • 上司に現状の辛さを相談する
  • 働きやすい仕事に転職するため、転職サイトに登録する

など、まずは小さなアクションをしてみることが大事です!

子育てとキャリアの両立は、もう諦めなくていい

今まさに「子育てとキャリアの両立なんてできるはずない!」と心が折れそうな人もいるかもしれません。

私も何度となく諦めそうになりましたが、

  • 働き方の工夫を自分から相談する
  • 自分の目指すキャリアを見直す
  • 同僚への申し訳なさを手放す

という方法を実践したことで、今も子育てとキャリアの両立を続けられています。

ぜひ、紹介した方法を参考にして、充実した両立生活を目指してみてください!
あなたにも必ずできるはずです。

一緒にワーママ生活を楽しみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!