こんにちは!
三姉妹を子育て中のワーママ、たまきです。
ワーママ生活って、本当に大変ですよね。
毎日が慌ただしくて、自分の時間なんてほとんどなくて。
頑張っても頑張っても、なんだか報われないような気がする。
仕事にも育児にも、ちゃんと向き合ってるつもりなのに、「中途半端」って感じてしまう。
子どものことが大好きなのに、余裕がなくてきつく当たってしまい、夜にひとりで自己嫌悪…。
そんな経験、ワーママなら誰でもあるんじゃないでしょうか?
夫の協力が思うように得られなかったり、「なんで私ばっかり?」と感じる孤独感。
そんな日々が重なって、「もう限界…」と心の中でつぶやいたこと、ありませんか?
私自身もワーママ生活5年目になりますが、これまで何度も限界を感じてきました。
壊れかけながら、悩んだすえに、それでも「ワーママを続ける」ことを選びました。
もちろん、「辞めずに続けること」だけが正解ではありません!
でも、ワーママとして限界を感じながらも「辞められない理由」がある人も、たくさんいますよね。
この記事では、ワーママが限界を感じる理由、そしてその奥にある「本当の原因」についてお伝えします。
そして、私が「辞めない」という選択をした理由や、限界を迎えながらもラクになるために実践した小さな工夫も紹介します。
この記事が、限界を感じながらも踏ん張っているワーママのあなたにとって、少しでも心が軽くなるきっかけになれば嬉しいです。
「もう無理…」と感じるのは甘えじゃない|限界を迎えるワーママのリアル

仕事に育児、家のこと。
忙しい毎日を頑張ってこなしているワーママは、本当にすごいです!
それでも、ふとした瞬間に
「もう無理かも…」
「これ以上どうやって続けたらいいの?」
と思ってしまうこと、ありませんか?
それって、甘えじゃありません。
むしろ、毎日本気で頑張っているからこそ、出てくる言葉です。
ここでは「ワーママが限界を感じる瞬間あるある」と、見逃しがちな「限界サイン」を紹介します。
もし心当たりがあったら、それはあなたが甘えているのでも、弱いのでもなく、限界が近づいている証拠かもしれません。
ワーママが「もう限界…」と感じる瞬間あるある
毎日がんばってるのに、なんだかずっと苦しい。
「もう無理かも…」
「なんで私だけ、こんなにしんどいの?」
そんな気持ちになる瞬間って、きっと多くのワーママが経験していると思います。
ワーママが「もう限界かも…」と思ってしまう日常の瞬間をいくつか挙げてみますね。
- 仕事に復帰した途端、子どもが熱を出して、いきなり数日お休み
- 定時で帰らなきゃいけないけど、仕事は終わらない。毎日が綱渡り
- チームの会話についていけず、「私、ここにいていいのかな」と感じてしまう
- 学校や保育園からの呼び出しが続いて、職場でも肩身が狭い
- 家に帰ってからもバタバタ。余裕がなくて子どもに怒ってしまい、夜にひとり反省
- 朝も夜もワンオペ。夫は「手伝うよ」と言いながら、実際には何も変わらない
- 寝かしつけのあと、家事をしようと思ったのに…気づいたら寝落ちしてて夜中の1時
どうでしょうか、思い当たるものはありましたか?
限界って、ドカンと突然来るわけじゃないんです。
「また怒っちゃった」
「またうまくできなかった」
そんな小さなモヤモヤが積み重なって、ある日ふと、「もう無理…」ってなるんですよね。
ワーママの中で起きている小さな異変|危険な「限界サイン」
そして、そんなモヤモヤが重なると、こんな「限界サイン」が心や体に出始めることもあります。
☑️ 笑うことが減った。何をしてもあまり楽しくない
☑️ 人の話が頭に入ってこない。会話にも反応できない
☑️ 常に眠い・だるい・体が重い
☑️ 理由もなく、ふと涙が出る
☑️ 子どもに優しくしたいのに、イライラが止まらない
☑️ 家事も手が止まり、「何からやればいいか」わからない
☑️ SNSの何気ない投稿に、傷ついてしまう
☑️ 「ちゃんとしなきゃ」と思えば思うほど、苦しくなる
☑️ 自分が何をしたいのか、だんだんわからなくなってくる
これらのうち、当てはまるのが1個や2個なら「ちょっと疲れてるかも」で済むかもしれません。
でも、3個以上当てはまるようなら、それは心が出しているSOSのサインです。
メンタルが崩れるときって、一気に壊れるわけじゃなく、少しずつじわじわと、心がすり減っていくもの。
そして気づいたときには、「もう無理だ」と涙が出てしまうくらい追い込まれている…。
そんなワーママ、実はたくさんいます。
私もまさにそうでした。
(そのときのお話はこちらの記事で詳しくお話ししています)

限界を感じる「本当の原因」はあなたのせいじゃない

「こんなに頑張ってるのに、なんでこんなにしんどいんだろう…」
そう思ったこと、ありませんか?
子どものことも、家のことも、仕事も、ちゃんとやろうとしてるのに、
どこかでいつも「できてない自分」を責めてしまう。
でも、少しだけ立ち止まって考えてみてほしいんです。
そのしんどさって、本当に「あなたのせい」なんでしょうか?
ワーママが限界を感じるのはそもそもの「仕組み」が原因
がんばってるのに、なんだかずっと苦しい。
そのしんどさって、あなたの努力不足や甘えじゃないんです。
私たちワーママに求められてる姿って、よく考えると矛盾だらけなんですよね。
【母親としての理想】
子どもの話にちゃんと耳を傾けて、愛情たっぷりで育ててね
【働く人としての理想】
仕事は責任を持って、成果を出してね。多少のことは自分で頑張って調整してね
どっちも「ちゃんとやって当たり前」みたいに言われるけど、
この2つって、そもそも両立するようにできてないと思いませんか?
たとえば、
朝は子どもと笑顔でやりとりしながら送り出して、
職場ではバリバリ働いて成果を出して、求められれば残業して、
帰宅後は子どもの話をじっくり聞いて、穏やかに寝かしつけて、
そのあと家事を片づけて、自分の時間も確保して…
そんな1日、ありますか?
現実的には、ちょっと難しいですよね。
実はこの矛盾って、私たちが悪いんじゃなくて、
社会のほうが追いついていないのが大きいんです。
少し前までは、「子どもが小さいうちは母親が家にいるのが当たり前」でした。
でも今は、共働きが前提の社会になってきています。
なのに、考え方は「家事も育児も母親がやるもの」という認識のまま。
サポート体制や周囲の理解も、まだまだ足りないことが多いのが現実です。
昔の価値観のまま、今の私たちに「仕事も育児も家事も、全部うまく回してね」って言われても…。
そりゃムリがありますよね。
あなたの感じている「限界」は、あなたがサボってるからでも、頑張りが足りないからでもなくて、最初からムリなことを、頑張ってやろうとしてるだけなんです。
まじめなワーママこそ「限界」ループにハマりやすい
「もう無理かも…」って思うまで、自分の状態に気づけなかった。
限界まできて、ようやく「あ、私、結構しんどかったんだ…」って思った。
そんな人も多いと思います。
まじめで、責任感があって、がんばり屋。
「迷惑をかけたくないから、もう少しだけ頑張ろう」
「子どものために、私が踏ん張らなきゃ」
そんなふうに思えるあなたは、本当に素敵です。
でも、それが積み重なると、
「限界ギリギリでも止まれない」自分を作ってしまうことも。
📍 どれだけ疲れていても、「やらなきゃ」と動き続けてしまう
📍 「助けて」と言えないまま、1人で抱え込んでしまう
📍 周りから見たら「ちゃんとできてる」ように見えてしまって、気づいてもらえない
📍 ますます「もっとがんばらなきゃ」と自分を追い込んでしまう
これが、まじめな人ほどハマりやすい「限界ループ」。
本当は誰かに頼りたかった。
でも、「ちゃんとした私」でいなきゃいけないと思って頼れなかった。
限界を迎えたときに自分を責めてしまう人ほど、
日々、誰よりもちゃんとやろうとしてた人なんです。
だから、もし今のあなたが
「うまくできてない」「もっと頑張らなきゃ」って思っていたとしたら、
それは、今のあなたが「サボってるから」じゃない。
「限界までがんばってきた証」なんだ。
と気づいてほしいです。
限界を迎えた私が、それでも「仕事を辞めない」選択をした理由

私自身、「もう限界…」と感じたとき、
辞めたほうがいいんじゃないかと本気で悩んだことがあります。
でも私は、迷いながらも「仕事を辞めない」という選択をしました。
それが正しかったのかどうかは、今でもわかりません。
けれど、あのとき私が辞めなかったのには、いくつもの理由がありました。
辞めたらもう戻れないかも…将来への不安があった
もし今、正社員を辞めたとして、子どもが大きくなってから「また働きたい」と思ったとき、どんな選択肢があるんだろう…。
実際に転職にチャレンジしたわけではないですが、
子どもがいると、働く時間や条件も限られますし、
今のような待遇の仕事が見つかるかどうか、正直かなり不安でした。
「今辞めたら、もう二度と戻れないかもしれない…」
そんな感覚が、心の奥にずっとありました。
子どものことを思うと、家計にゆとりが欲しかった
夫ひとりの収入でも、暮らしてはいけます。
でも、正直なところ、かなりカツカツです。
3人の子どもたちに、なるべく選択肢を残してあげたい。
日々の食事や習い事、将来の進路。
子どもたちの「やってみたい」に、
できるだけ「いいよ」と言ってあげられる親でいたい。
そのためには、自分も働いて、収入を持ち続けることが必要でした。
積み上げたキャリアを、簡単に手放したくなかった
私は新卒から今の会社でずっと働いてきました。
子どもが生まれる前は、それなりに頑張ってきたという気持ちもあります。
もちろん、育児と両立しながらだと、思うようにいかないこともありますが、
ここまで続けてきた経験や信頼を手放すのは悔しい…。
自分の歩いてきた道を、ここで終わらせたくなかったんです。
「ママ」だけじゃなく、「私自身」でもありたかった
一人目の育休中、ずっと子どもと一緒に過ごしていたとき、私は息の詰まるような気持ちでいました。
社会から切り離されて、この子と朝から晩まで二人きり。
誰とも会話せず、毎日ただ時間が過ぎるのを待つような日々でした。
今考えると、産後鬱とはいかないまでも、精神的に参っていたんだと思います。
子どもはかわいいし、何より大切。
それは間違いありません。
でも、私は、「ママとしての自分」だけでは苦しくなるタイプなんだと気がつきました。
仕事をしていることで、「社会とつながっている」「私にもできることがある」
私には、そんなふうに思える時間が必要でした。
自分で稼げていることが、安心と自信になっていた
自分の収入があるというだけで、それが自信にもなっていました。
たとえば、子どもの急な出費にも迷わず「いいよ」と言えたり、
ちょっとだけ自分にご褒美を買えたり。
「私が働くことで、お金を生み出せている」
「家計に貢献できている」
そんな感覚が、自己肯定感につながっていたんだと思います。
諦めたくないって気持ちがどこかにあった
周りのワーママが、上手に両立生活をこなせているように見えることは、私にとってプレッシャーでした。
でも実は、そのプレッシャーは「私もここで終わりたくない」っていう小さな意地を与えてくれたんです。
私はその意地で、「周りの人も頑張っているなら、もう少しだけ諦めずに続けてみよう」と踏みとどまる選択をしました。
私が「仕事を辞めずにラクになる」ためにやめたこと・始めたこと

私は、「辞めない」と決めたものの、
このままじゃ本当に壊れてしまうかも…。
そう感じて、私はようやく「今のまま全部を抱えるのはムリかも」と考えるようになりました。
そして、「今の自分でもできること」を見直して、手放せるものをやめていったんです。
その小さな積み重ねが、少しずつ私をラクにしてくれました。
「ひとりで抱えない」ことで心が軽くなった
限界を迎えたとき、一番最初に見直したのが
「全部ひとりでやらなきゃ」という考えでした。
これまでは、「仕事も育児もちゃんとしないと」の気持ちが強く、人に頼ることができなかったんです。
上司に「しんどい」と正直に伝えた
実は、限界を迎えるまで、上司には自分のしんどい状況を話せずにいました。
弱音を吐くことで、「やっぱり無理だったか…」「甘えてるんじゃないの?」と失望されるのが怖かったんです。
でも、さすがにこのままでは辛すぎる…。
そこで、思い切って今の限界な気持ちを正直に話すことにしました。
そこから先は、あっという間に上司が動いてくれました。
仕事量を調整してもらえたり、在宅勤務しやすい部署への異動が叶ったりしたことで、私の働き方は大きく変わることに。
上司からは「気づかなくてごめん」とも言われました。
我慢しないで、もっと早く相談したら良かったんですよね。
家事代行を導入したら、イライラが減った
私は結構きれい好きなタイプです。
でも日々の生活が忙しいと、思うように掃除ができません。
そして、汚れが目につくとモヤモヤ…。
特に水回り、お風呂や洗面所の汚れに、毎日ちょっとずつストレスを感じていました。
そのイライラから家庭内がギスギスしてきたので、ついに水回りの定期的な掃除を家事代行の方にお願いすることに。
そうしたら、ずっと重しになっていた「掃除しなきゃ」のプレッシャーから解放されて、
本当に心が軽くなりました。
(導入した家事代行に関しては、こちらの記事で詳しくお話ししています)

子どもに仕事を任せて「チーム」を組んだら、少し余裕ができた
5歳と3歳の子どもに、保育園の荷物の片付けをお願いするようにしました。
リュックサックから荷物を出し、汚れた洋服を洗濯機に入れる。
水筒をキッチンに運ぶ、など。
もちろん、私がやってしまったほうが早いんです。
完璧にできないこともあるし、「えー、めんどくさーい」と言われることも。
でも「一緒にやる」「任せてみる」ことで、私の中の「全部自分でやらなきゃ」という気持ちが少しずつ薄れていきました。
子どもとチームとして動いている感覚があると、精神的にも少しラクになります。
早寝早起き、SNSデトックスで楽になった
今までは、寝かしつけで寝落ちしなかったときは、ついついスマホを見続けて夜更かし。
翌朝もぼんやりして、「せっかくの自分時間だったのに、なんかムダにした気分…」と自分を責めてしまう。
そんな悪循環をやめました。
夜は子どもと一緒に寝て、朝早く起きる。
子どもが起きてくるまでの限られた時間で、自分のやりたいことをする。
たったそれだけで、気持ちに余裕ができて、イライラも少し減りました。
そして、通勤電車に乗るとほぼ無意識に開いていたSNS。
それを見ないようにしたら、かなりメンタルが安定しました。
他人のキラキラや、ゴシップネタ、自分に関係のない憂鬱なニュース…。
これって意外と、エネルギーを奪われるんですよね。
情報に振り回されないだけで、自分のペースを取り戻せた気がします。
私はSNSの代わりに、flierでビジネス本の要約を読んだり、Voicyで気に入ったパーソナリティの方のラジオを聴いたりするようになりました。
誰かの言葉に救われたり、「私だけじゃないんだ」と思えたり。
情報の質を変えるだけで、気分もガラッと変わることに気づきました。
スキマ時間でも前向きになれる情報を得られるので、おすすめです!
副業とスクールで、「ママじゃない私」を取り戻せた
私はワーママとして限界を感じたことをきっかけに、副業を始めました。
限界なのに、あえて?と思うかもしれませんが、これが結果的に良かったんです。
私は副業初心者だったので、Webスキルを学べるオンラインスクールに入会しました。
スクールでは、年齢や職業、価値観の異なる人たちが集まっていて、
私は「〇〇ちゃんのママ」でも「A社の〇〇さん」でもなく、「個人としての私」でいることができました。
それが、育児と仕事の板挟みで消えかけていた「自分」を少しずつ取り戻してくれたんです。
また、副業で少しでも収入があると、「自分の力で稼げた!」という自信にもなりました。
「会社の肩書きがなければ、自分には価値がない…」
と感じている人には、副業を始めてみるのもおすすめです。
(私が副業を始めたきっかけは、こちらの記事で詳しくお話ししています)

まとめ|ワーママが「限界」と感じるのは頑張っている証拠

あなたが今「もう無理、限界…」と感じているのは、決して甘えじゃありません。
仕事も育児も家事も、全部ちゃんとやろうとして。
誰かに頼ることも、ためらって。
ギリギリまで頑張って頑張って、それでも努力が足りていないような気がして…。
そんな日々を繰り返す中で、心も身体も限界になるのは、むしろ当然のことです。
限界を感じるのは、あなたが「サボっているから」じゃない。
むしろ、「ずっとずっと頑張ってきた証拠」です。
誰にも弱音を吐けなくて、
本当は誰かに「大丈夫だよ」って言ってほしくて、
そんな想いをずっと一人で抱えていたあなたへ。
この文章が、少しでも「私だけじゃないんだ」と感じるきっかけになれば嬉しいです。
たくさん頑張ってきたあなたが、
少しでも心と体をラクにして、自分自身を大切にできるようになりますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!