こんにちは!
三姉妹子育て中の会社員ママ、たまきです。
ワーママ生活、しんどいな…って感じているあなたへ。
「もう頑張れないかも…」
そんな気持ちでこの記事を開いたなら、
まずはここまでたどり着いてくれてありがとうございます!
仕事に育児に家事…本当に毎日大変ですよね。
全力で頑張っていると、気づかないうちに、心が限界を迎えているかもしれません。
📍すぐにイライラしてしまい、子どもにきつく当たってしまう
📍夫に優しくしたいのに、冷たくしてしまう
📍「自分だけが頑張ってる気がする」と感じてしまう
📍毎日同じことの繰り返しに、心が擦り切れていく
📍何もないのに、ふと涙があふれる
実はこれ、ワーママがメンタル崩壊する前に感じやすいサインなんです。
以前の私自身も、ワーママ生活の中で同じように感じながらも「私はまだ大丈夫」と思い込んでいました。
「仕事も家のことも、なんとか両立できている」と信じていたんです。
でもある日、ちょっとしたことをきっかけに、心がぽきっと折れてしまいました。
私の心はいつの間にかすり減っていて、無自覚のまま、私はメンタル崩壊していたんです。
そこからの毎日は、まさに「地獄」でした。
何をしても辛くて、何のやる気も起きなくて。
それでも仕事も育児も投げ出すわけにいかず、辛い日々でした。
あの時の私に「もっと早く気づいて」と伝えたい。
そして今、がんばり続けているあなたにも伝えたい。
今の私はメンタル崩壊から復活し、
三姉妹を育てながら、ワーママとして日々忙しいながらもイキイキと過ごせています。
この記事では、私が無自覚なままメンタル崩壊した経験をもとに、
崩壊のサインに気づくためのヒント、
そして心が少しでも楽になるための考え方をお伝えします。
今つらいと感じているワーママが、これ以上ガマンしすぎませんように。
この記事が、あなたの心を少しでも軽くする役に立てば嬉しいです。
ワーママの「限界サイン」、見逃していませんか?

仕事、育児、家事に追われる日々のなかで、「なんとなくしんどいな…」と感じながらも、気づかないふりをして過ごしていませんか?
ワーママとして毎日を回していると、
自分の「心の限界」には、意外と気づけないものです。
でも実は、メンタル崩壊する前には、必ず小さなサインが出ています。
今回は、そんな見落としがちな「限界サイン」について、
私自身の体験も交えながらお話しします。
「私は大丈夫」が一番危ない
今、なんとなく「しんどいな…」って思っていながらも、同時に、こんなふうに自分に言い聞かせていたりしませんか?
「周りの人たちだって頑張ってる」
「私よりもっと大変な人もいる」
「ちゃんと生活は回ってるし、こんなんで弱音を吐いちゃいけない」
実はこれ、私がメンタル崩壊したときの気持ちです。
「大丈夫」って思おうとしていたけど、本当は全然大丈夫なんかじゃなかった。
むしろ、「私は大丈夫」って言い聞かせてるときこそ、危ないんです。
あの当時、自分を励ますつもりで言っていた言葉が、
本当は「本音を無視する」行為になっていたんですよね。
私にも出ていた「メンタル崩壊のサイン」
当時の私は、「心が壊れた」なんてこれっぽっちも思っていませんでした。
でも今振り返ると、限界を知らせるサインはちゃんと出ていたんです。
あなたにも、こんなサイン、思い当たるものありませんか?
- 笑うことが減った、何をしてもあまり楽しくない
- 人の話にちゃんと反応できなくなった
- 頭がぼーっとして、会話の内容が入ってこない
- 常に眠い、だるい、身体が重い
- 理由もなく、急に涙が出る
- 子どもにイライラが止まらない。優しくしたいのにできない
- 何から手をつけていいかわからず、家事も手が止まる
- どこか心が冷めている
- SNSの投稿やちょっとしたママ友の言葉に、傷つく
- 「ちゃんとしなきゃ」と思えば思うほど、苦しくなる
- 自分が何をしたいのか、よくわからなくなってきた
これらのサイン、1〜2つ当てはまるだけなら「疲れてるのかな」というくらいですみます。
でも3〜4つ、それ以上と重なってきたら、それは心の「助けて」というSOSかもしれません。
メンタルが壊れるときって、「ある日突然」じゃないんですよね。
ゆっくり静かに、でも確実に、心が擦り減っているんです。
私も、気づいたときには、取り返しがつかないところまで来ていました。
私が無自覚のままメンタル崩壊した日

「限界サイン」に気づけなかった私は、
ある日、静かに心が折れてしまいました。
当時はまったく自覚がなくて、
むしろ「私はちゃんとワーママやれてる」と思い込んでいたほど。
でも今思えば、いくつもの無理が積み重なっていました。
ここでは、私がメンタル崩壊した経緯についてお話しします。
「両立できてる」と自分を思いこませていた毎日
私のメンタルが壊れたのは、第二子の育休から復帰して、3ヶ月ほど経った頃でした。
一度復帰の経験もあるし、元いた部署への復帰だったので、「私なら大丈夫」と思っていました。
職場の雰囲気も「待ってたよ!」「即戦力としてよろしくね!」という感じで、がんばらなきゃと張り切っていたんです。
でも、現実は想像以上にハードでした。
下の子はまだ0歳。夜は頻繁に起きるし、上の子はイヤイヤ期真っ最中。
朝から夜まで、何かに急かされるように動き続ける毎日。
なのに、仕事では思うように成果を出せない。
営業職としてノルマを持っていた私は、「結果を出せていない自分」がどんどん苦しくなっていきました。
「2人目なんだから慣れてるよね」
「前もやっていた仕事だからすぐ勘を取り戻せるよね」
そう思われているような空気の中で、
つい、「私ならできる」と自分に言い聞かせていたんです。
突然、ぽきっと心が折れた
いつものように今月の営業成績をまとめていたとき、
「もうこんなノルマ、どうやったって達成できない…」
そう思った瞬間に、ぽきっと心が折れた感覚がありました。
何がきっかけだったのかは、正直あまり覚えていません。
それまでは「もう少し頑張ればなんとかなる」と思っていました。
でもその日は、どう頑張っても追いつかない現実を前にして、
完全に気持ちが切れてしまったんです。
周囲の期待に応えられない自分が情けなくて、
「私は役に立たない」
「ここにいる意味なんてあるのかな」
と、気づいたときには、心が真っ暗になっていました。
地獄のような日々のはじまり
それからの日々は、外から見ると普通のワーママの毎日でした。
仕事に行って、保育園に迎えに行って、ごはんを作って、お風呂に入れて。
でも、中身は完全に空っぽ。
感情のスイッチを切って、ロボットのように動いていました。
笑うことが減り、いつもの私なら声をかけていた後輩にも、忙しいフリをして目を合わせないように。
相変わらず仕事の数字は伸びませんでしたが、もう「悔しい」とすら感じなくなっていました。
家に帰っても、子どもの声が響くだけで神経がピリピリする。
「抱っこして」と手を伸ばす子に、優しくできない自分がいて、
そんな自分にまた落ち込んで。
ただ、誰にも言えませんでした。
こんな状況でも、「ちゃんと両立できてる」って思われていたかったんです。
完璧じゃなくていい!理想のワーママ像を手放そう

メンタルが崩れてからの私は、心を無にして日々をこなすだけの毎日でした。
その背景には、「理想のワーママ像」にがんじがらめになっていた私自身がいたんです。
ちゃんと笑顔で子どもに向き合って、仕事も家のことも完璧にこなして。
SNSや育児本で目にするような「素敵なママ」にならなきゃって、ずっと、頑張りすぎていたんです。
その理想、呪縛になってない?
私が思い描いていた理想のママ像って、
「いつも笑顔で」「子どもに優しく」「家の中は清潔で整っていて」…というようなイメージでした。
SNSで見かける、季節の行事を丁寧に楽しんで、
子どもと一緒に料理をして、休日には公園やお出かけで思い出をつくるキラキラしたママたちに感化されすぎていたんだと思います。
職場にも、バリバリ仕事をこなしながら育児も手を抜かない、完璧なワーママがいて、
「私もああならなきゃ」って、気がつけば比べてばかりでした。
私自身も、仕事も育児も、どちらもちゃんとやりたいという欲が強くて。
どちらか一方をおろそかにしたくなくて、全部欲しい、全部やらなきゃって思っていたんです。
でも、いつの間にかその理想は、私を縛る呪縛になっていたことに気がつきませんでした。
子どもに優しくできない日もあっていい
子どもに優しくしたい。
そう思っていても、毎日それができるほど、私は器用じゃありませんでした。
毎日、閉園ギリギリに保育園へお迎え。
明日の仕事のことを考えながら、帰宅後の家事スケジュールも頭の中で組み立てて。
そんな時に、上の子が「帰りたくない」と泣き始めて、抱っこ紐の中では下の子もグズリはじめる…。
もう、本当に限界でした。
何とか帰宅してからもグズグズ泣き喚く子どもたちに対して、
「なんでそんなにママのこと困らせるの!!」と怒鳴ってしまったこともあります。
そんな自分が、本当に情けなかったです。
夜、子どもの寝顔を見ながら
「大好きなのに、怒ってばかりで本当にごめん」って、泣きながら謝ったことも一度や二度ではありません。
不完全なママも、子どもの成長にちゃんと役立つ
私は、いわゆる「良いママ」にはほど遠いかもしれません。
笑顔でいる時間より、眉間にしわを寄せてる時間のほうが多かったと思います。
でもある日、子どもに怒鳴ってから落ち込む私に、3歳の娘が「ママ大好き」「ママ大丈夫だよ」と言ってくれたことがありました。
その言葉に、私は救われました。
いつも完璧じゃなくても、
イライラして怒っちゃう日があっても、
ちゃんと謝ればいい。寄り添えばいい。
感情をぶつけることがすべて悪いわけじゃないし、
親だって人間。
感情を見せることも、子どもにとっての大切な学びになるんですよね。
実際に、親の感情表現は、子どもの情緒発達にも役立つという専門家の意見もあります。
「私たちは人間なので、親でもつらいときには「つらい」と言ってもいいのです。子どもにそんな姿を見せることで、子どもも自分がつらいときに言ってもいいと思えることにつながります。子どもたちは、それを学んでいくのではないかと思います。」
— 田中恭子先生(国立成育医療研究センター こころの診療部/小児科医)(NHK「すくすく子育て」より)
私は、そんな言葉にも助けられて、
ようやく少しずつ「完璧じゃなくていいんだ」と思えるようになりました。
だから、今日うまくできなかった自分を、どうか責めないでください。
笑えなかった日も、イライラしてしまった日も、
それでもあなたは、ちゃんと頑張ってきた。
子どもは、完璧なママじゃなくていいんです。
ただ、そばにいてくれるママを、ずっと見ていてくれています。
そしてきっと、あなたが想像している以上に、
子どもはあなたのことを「大好き」って思ってくれているはずです。
メンタル崩壊を防ぐために、私がやめてよかった3つのこと

地獄のような毎日を経験してから、私は少しずつ、自分を立て直してきました。
そのなかで、やってよかったこともあるけれど、
「やめたことで楽になれたこと」もたくさんありました。
ここでは、私が実際に手放してみてよかったと感じた「3つのこと」をご紹介します。
「怒らない育児」をやめる
今、「怒らない育児」や「叱らない育児」がすごく推奨されてる空気がありますよね。
もちろん、優しく接することの大切さはよくわかります。
でも…ワーママって、そんな綺麗ごとだけじゃやってられないと思いませんか?
時間もない、体力もない、なのに子どもは思うように動いてくれない。
イライラしないほうが無理です。
私は今、子どもに普通に怒っています。
怒ったあとには「ママは今こういう状況でイライラしてたんだよ」とちゃんと伝える。
言いすぎてしまったら、「さっきは怒りすぎてごめんね」と謝る。
今のところは、それでいいと思っています。
むしろ、ママも人間なんだって、子どもが知ることも大事な経験。
いつも笑顔で優しいママじゃなくていい。
等身大のママを見せることも、子どもにとっての学びになる、今はそう思えるようになりました。
「自分は後回し」をやめる
「ママなんだから、家族優先は当たり前」
そう思い込んで、自分をずっと後回しにしていました。
でも、それを続けているうちに、「自分の気持ち」がどんどんわからなくなっていったんです。
楽しいとか、おもしろそうとか、そういう感情が薄れていって。
気がついたら「私って、何が好きだったっけ?」とさえ思うようになっていました。
だから、思いきってやめました。
週末の予定も、子ども中心だけじゃなくて、自分がやりたいことをする日も作る。
夕飯も、たまには「今日はママが食べたいご飯を作るから、食べたくなかったら冷凍唐揚げ用意するよ」でいい。
ママの欲望、もっと出してもいい!
自分のことを後回しにして、イライラして…って自分も家族も幸せじゃないですよね。
「自分の機嫌を取れるのは自分だけ」って、今は本気で思っています。
「人の評価」を無視する
職場の上司、ママ友、親、SNS…
人の評価って、気にすればキリがありません。
「仕事も育児もバリバリやってる○○さんと比べてどうなの?」
「家事が回ってないなんて手抜きじゃない?」
「もっと子どもに手をかけたら?」
正直、いろいろ言ってくる人は山ほどいます。
でも、その人たちにどう思われても、
私の育児も、子どもの笑顔も、何一つ変わらない。
今はもう、はっきり割り切るようにしました。
他人に「ちゃんとしてるママだね」って思われるより、
家族と笑って過ごせる毎日のほうが、よっぽど大事。
だから私は、人からの評価よりも、自分の心地よさを大切にすることに決めました。
全部を完璧にやろうとしなくていい。
むしろ、手放すことが「心を守ること」に直結してるって、私は身をもって感じました。
あなたも、もし今しんどいのなら。
まずはひとつだけでも、「やめていいこと」、探してみてくださいね。
まとめ|毎日頑張るワーママのあなたへ

ここまで読んでくださって、本当にありがとうございます。
仕事に育児に家事に、毎日目一杯頑張っているのに、
どこかいつも「ちゃんとできてない」と感じてしまう。
そんなふうに、自分に厳しくなってしまうこと、ありませんか?
でも、今日この記事にたどり着いたあなたは、
もうすでに「頑張りすぎていた」ことに気づけた人です。
メンタルが崩れてしまう前に、そのサインに気づいてほしい。
そして、「完璧なママじゃなくても、子どもにとっては最高のママなんだよ」と、
少しでも心が軽くなるきっかけになれたなら嬉しいです。
私もかつて、無自覚なまま心がぽきっと折れました。
でも今は、「自分らしいママ」でいることを選んで、
三姉妹を育てながら、日々忙しくも前向きに暮らせています。
どうか、あなたも「大丈夫」と思えない日があったら、
思い出してください。
大切なのは、「全部を完璧にやること」じゃなくて、
自分の心を守ること。
あなたの今日が、少しでもやわらかく終わりますように。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
毎日の家事がストレスでしんどい…というワーママも多いですよね。
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