こんにちは!
3姉妹子育て中のワーママ、たまきです。
「子どもが小学校に入っても、このままフルタイムで働き続けて大丈夫かな…?」
と、不安になることはありませんか?
我が家では、長女が年長になり、だんだんと小学校入学が近づいてきました。
そして最近、「小1の壁」という言葉をよく耳にします。
でも、
- 「小1の壁」ってよく聞くけど、結局何なのかイマイチわからない
- 先輩ワーママからは大変だと話を聞くけれど、あまり具体的にイメージできていない
- このタイミングで時短勤務に切り替える人も結構いるけど、自分もそうした方がいいのかな
そんなふうに感じている方も多いのではないでしょうか?
私自身は、「出産後もこれまでフルタイム勤務で頑張ってきたんだから、小1の壁も、できるならフルタイムで乗り越えたい!」と考えています。
でも実際、フルタイムで小1の壁を乗り越えられるのかな?
やっぱり時短にした方がいいのかな?
という不安もありました。
そんな中、いろいろと調べていたところ、フルタイムから時短勤務に切り替えた場合、「収入が13%以上減ってしまう」可能性があると気づいたんです!
これ、大打撃じゃないですか!?
そこで今回は、フルタイム勤務で「小1の壁」を乗り越えるための具体的な方法と、時短勤務に切り替えるリスクについてご紹介します!
- 子どもの小学校入学が迫ってくるし、何か対策を考えなきゃ
- 自分の働き方を今のうちに見直しておいた方がいいのかな
- 入学直前になってバタバタするのは避けたい
そんなふうに感じている方は、ぜひこの記事を最後まで読んでみてください!
「私も準備を始めてみようかな…」と思っていただけるはずです。
「小1の壁」って何?小学校入学で起きる6つの問題

「小1の壁」の存在は先輩ワーママの話やSNSで知っているけど、結局何が大変なのか、いまいちよくわかっていない…
そんな方もいるのではないでしょうか?
私自身、
という状態でした。
そもそも「小1の壁」とは、「小学校入学にともなって起きがちな問題」を示したものです。
まずは、「小1の壁」として一般的に言われがちな問題を6つ紹介します!
1. 学童保育の枠が足りない可能性がある
学童は、放課後や夏休みなどの長期休暇に子どもを預かってくれる施設です。
「小学校1年生のうちから、夜まで一人で留守番させるのは不安…」と思った場合、子どもの預け先としてまず考えるのは学童保育ではないでしょうか?
でもこの学童保育、「入りたいです!」と言ったから全員入れるわけでもないんです。
地域によっては定員以上に申し込みがあると、先着順や抽選、保育の必要度などによって選考が行われる場合があります。
私の住んでいる自治体では、就労時間や世帯の状況を指数化して、保育が必要な順に学童に入れる仕組みになっています。
これって、保活と似ていますよね…。
またあんなヒヤヒヤ感を味わうことになるなんて…つらい!
2. 学童保育の預かり時間が短い
また、学童に運良く入れたとしても、預かり時間が十分でない可能性があります。
保育園では、延長保育を含めると19時、20時頃まで子どもを預けられるのが一般的です。
ですが、公立学童(自治体が運営している学童)の場合、預かり時間は「18時まで」というのが良くあるケース。
これまで延長保育を活用してきたワーママにとっては、この預かり時間の差は致命的ですよね…。
3. 長期休みのお弁当準備が大変
保育園だと、基本的に夏休みもゴールデンウィークも、普段と変わりなく子どもを預かってくれます。
給食やおやつも、園内で用意してくれるケースが多いですよね。
ですが、学童は基本的に「放課後に子どもを預かってくれる施設」。
食事を提供する体制がないことが多いので、夏休みや冬休みなど長期休暇の場合、家庭でお弁当を用意する必要があります。
数日ならお弁当を用意するのも「まあいいか…」と思えますが、小学校の夏休みは一か月以上もあるんです!
ただでさえ朝は忙しいのに、お弁当作りまでしなきゃいけないなんて…大変すぎる!
4. 平日の学校行事が増える
保育園の場合、親は働いている前提なので、平日の行事は少なめです。
あったとしても、個人面談や保護者会で、年間2〜3日程度が一般的。
でも小学校に上がると、平日の学校行事が途端に増えます。
入学式に始まり、授業参観や個人面談、保護者会など、平均的に年間 5〜10日程度は平日対応が必要になるイメージです。
しかも、直前になって連絡が来るなんてことも!
働くママにとって、事前に予定を把握できないのは大きなストレスですよね。
5. 親のサポート負担が増える
小学生になると、毎日の宿題や持ち物チェックなど、「親の見えない家事」が増えます。
「学童で宿題やってくるから大丈夫じゃないの?」と思いますが、1年生ではなかなか難しいのが現実みたいです。
子どもによっては学童では集中できず、結局家でやり直す…ということも。
また、学童の先生が答え合わせまでしてくれるとは限らないので、親の負担がゼロというわけにはいきません。
そして、持ち物チェックの大変なところは、毎日用意するものが違うところ!
翌日の時間割によって持ち物が違ったり、突然「明日牛乳パック3本持っていく」なんて言われたり。
こんな時間に言われても〜!ってなりそうですよね。笑
6. 保育園のような連絡手段がない
保育園の場合、毎日連絡帳で子どもの様子を教えてくれますよね。
お迎えの時に、担任の先生と話すことも気軽にできます。
ですが、小学校に入った途端、先生との日常的な連絡はほぼゼロに!
子どもが友達と上手にやっていけているか、授業についていけているか…
実際の様子がわからないので、親は不安になってしまいます。
保育園の対応とのギャップに、ストレスを感じてしまいそうですよね。
フルタイム→時短勤務で家計に大打撃!?小1の壁に潜む落とし穴

「小1の壁、やっぱり大変そう!乗り越えるためには、やっぱりフルタイムじゃなくて時短勤務に切り替えた方がいいのかも…」
そう思った方もいるかもしれませんが、ちょっと待ってください!
フルタイムから時短勤務に切り替えた場合、結構大きなリスクがあるんです。
フルタイムから時短勤務に切り替えると、年収13%減!?
フルタイムから時短勤務に切り替えた場合、最も気がかりなのが「どれくらい収入が減るのか」ではないでしょうか?
30代会社員ママの平均年収は、500万円前後と言われています(フルタイム勤務の場合)。
例えば、これまで1日8時間のフルタイム勤務をしていたと考えます。
それが、1時間勤務時間を短くし、1日7時間の時短勤務に切り替えたとしましょう。
その場合、勤務時間はフルタイムの時と比べ、約13%減ります。
給与が勤務時間に比例する場合、年収も13%減るということになるんです。
金額で考えると、年収500万円の人の場合、マイナス63万円です。
これ、結構大きくないですか…?
時短勤務にした場合、家計にどう影響する?
もう少し具体的に考えてみましょう。
先ほどの年収63万円の減少を12ヶ月で割った場合、月々約5万円の収入減になるイメージです。
月々の収入が5万円減ったら、日々の家計にどのような影響があるでしょうか?
例えば、こんなことが挙げられます。
- 子どもの習い事を1つ辞める(約1万円)
- 外食を減らす(約2万円)
- 美容院の回数を減らす(約1万円)
年単位で考えれば、家族旅行の頻度を年2回→年1回に減らす…なんてこともありますよね。
月収が5万円減った場合、子どもの教育費や、家族の楽しみに制限がかかってしまいます。
時短勤務にすれば、フルタイム勤務に比べて時間の余裕ができます。
でも、代わりに収入面で余裕がなくなり、「思い描いていた生活とは全然違う…」となってしまっては悲しいですよね。
フルタイム勤務にするか、時短勤務にするかを考える時には、収入の減少リスクをしっかり認識しておくことが大切です。
フルタイムで「小1の壁」を乗り越えるための7つの方法

「やっぱり収入が減ってしまうのは困るし、できるだけフルタイム勤務で頑張りたい!」
「でも、小1の壁を乗り越えられるかな…?」
そんな方のために、フルタイム勤務で「小1の壁」を乗り越えるための7つの方法をご紹介します!
1. 民間学童やシッターサービスを活用する
「小1の壁」について説明する中で、
学童保育の預かり時間が短い
という問題を挙げました。
公立学童の場合は18時頃までの預かり時間が一般的です。
でも、民間の学童の場合は、保育園と同じように延長保育があり、19時や20時まで子どもを預かってくれるところがあります。
他にも、シッターサービスを使うのも有効です。
シッターというと、赤ちゃんや未就学児のイメージですが、小学生まで対応しているシッターサービスもあります。
とはいえ、安いところでも1時間あたり約2,000円〜+交通費がかかりますので、月謝制の学童に比べるとお金がかかるのが難点。
なので、通常は公立or民間の学童に通い、「どうしても早く帰れない」という日だけピンポイントでシッターサービスを頼む、というのが現実的です。
2. 習い事を活用して預かり時間を調整する
預かり時間が短いことへの対策としては、習い事を活用するのも一つの手です。
我が家の近所にあるスイミングスクールでは、学童まで迎えに来てくれて、終わった後に家の近所まで送ってくれる送迎サービスがあります。
習い事にも行かせてあげられるし、実質子どもを預けられて、一石二鳥ですよね!
英語やピアノ、ダンスなど、最近はいろいろな習い事で送迎サービスが充実しています。
ぜひ近所のスクールを調べてみてください!
3. 保護者同士で情報交換する
小1の壁を乗り越えるためには、他の保護者との横のつながりも心強い対策の一つになります!
例えば、
- 子どもが学校からのプリントをすぐ無くしてしまう
- 連絡帳の文字が汚くて、明日の荷物がわからない
なんていう場合には、親は困ってしまいますよね。
そんなとき、気軽に「最近プリント配られた?」「明日の持ち物、これで合ってる?」と聞けるママ友がいたらとても助かります!
他にも、
「学童でのお昼って、みんなお弁当どうしてる?」
「夏休み、どうやって対策する予定?」
と情報交換できる相手がいれば、お互い参考にできますし、「みんな大変だけど頑張ってる!」と支えになります。
4. 子どもの自立を促し、適度に任せる
保育園までは、親が全面的に子どもをサポートして、先生と密に連携して…という感じですよね。
でも、小学校になったらその考え方を一旦手放した方が良さそうです。
親としては、アレコレと口を出したくなったり、全部を把握しておきたくなったりしてしまうもの。
でもそこをグッと堪えて、子どもが自立できる環境を整えていくことが大事です。
小学生になれば、身の回りのことはほとんど自分ででき、考える力も育っています。
「うちの子に任せるのは不安すぎる…」と思うかもしれませんが、一旦任せてみるのも大切ですね!
5. 夫婦で協力体制を作る
「小1の壁が心配…」
そう感じている方は、パートナーともその不安を話し合っていますか?
我が家で結構ありがちなのが、心配性な私がモンモンと悩みを膨らませていて、楽感的な夫は何も気づかずのほほんとしている、というパターンです。
そして、とあるタイミングで「私ばっかりこんなに悩んで…あなたも真剣に考えてよ!」と爆発。笑
小1の壁は、ワーママが1人で戦うものではなく、家族で乗り越えるものです。
フルタイム勤務と時短勤務のどちらがいいか、ということも、家族に影響する問題ですよね。
フルタイムで働くメリットデメリットと、時短で働くメリットデメリットをパートナーと話し合った上で、協力体制を敷くことが重要です。
例えば、
- 長期休みのお弁当作りを交代で行う
- お金を出して週に1回シッターサービスを頼む
- 平日の学校行事は交互に対応する
など、夫婦で小1の壁を乗り越える体制を作れるといいですよね!
6. 完璧を求めないことを意識する
仕事と育児、すべてに完璧を求めると、心が折れてしまいます。
子どもが小学校に入学することで、これまでのルーティーンを変えないといけない場面もあるはずです。
- 毎日掃除機をかけたいのに、時間がなくてできなくなった…
- 小学校ではお昼寝がないから、今までよりも早く子どもを寝かせなきゃ…
常に完璧じゃなきゃダメ、と自分を追い込むとしんどいですよね。
特に新しい生活が始まったときは、無理をしないのが一番です!
基本は「まあいっか!」の精神で、慣れるまでの時期を乗り切りましょう。
とはいえ、「私は毎日掃除しないと気になって、イライラしちゃう!」そういう人もいるかもしれません。
そんな人は、無理にホコリから目を逸らさなくても大丈夫。
- 毎日掃除機をかける、そのルーティーンは変えない。
- その分、料理は時間のかからない簡単なものにする。
といったように、自分が譲れないポイントは抑えつつ、他の部分で完璧を緩めればOKです。
7. 自由度の高い働き方に変える
小1の壁への対策として、自由度の高い働き方に変えるという方法もあります。
これは私自身、今まさにチャレンジしているところです。
具体的には、
- フルリモート勤務やフレックス制度が導入されている会社に転職する
- 会社員を辞めて在宅フリーランスになる
などといった方法があります。
働く時間と働く場所が自由になれば、子どもの生活に合わせた働き方が可能になりますよね。
小1の壁と言われる問題の多くはクリアできるようになります。
「いや、そうは言うけど、転職もフリーランスになるのも、ハードル高いよ…」
そう思った方におすすめなのが、私と同じように副業から始める方法です!
私自身、今の仕事が気に入っているので、他の会社に転職することは考えていません。
ですが、小1の壁について考えたとき、「時間も場所も自由な働き方って、いいな…」と思いました。
とはいえ、私は超がつくほどの慎重派。
突然会社員をやめて、フリーランスになります!なんて怖すぎて無理…。
というわけで、まずは副業からフリーランスに向けてのステップを踏むことにしました。
今は本業と並行して副業で行い、稼ぐ力を身につけて「これなら独立しても安心」と思えたら、晴れてフリーランスに移行したいと考えています。
(詳しくはこちらの記事でお話ししています)
「小1の壁」は働き方を考えるチャンス!

「小1の壁」と聞くと、大変なことというイメージが強いですよね。
でも私は、「小1の壁」は働き方を考えるチャンスだと考えています!
小1の壁でもフルタイム勤務を諦める必要はない
「子どもが小学生になったら、フルタイム勤務は諦めた方がいいのかな…」
そう思う人がいたら、「諦めなくて大丈夫!」と伝えたいです。
まわりに時短勤務の先輩ワーママが多いと「私も時短の方がいいのかも」と思うかもしれませんが、時短勤務にもリスクがあります。
勤務時間を1日1時間短くした場合、年収500万円だと、月に5万円の収入減です。
これから子どもの教育費が増えていくのに、この収入ダウンは痛手じゃないですか?
今は民間学童や送迎付きの習い事など、共働きフルタイムで働く家族を応援してくれる環境も整ってきています。
少し調べただけでもたくさん出てくるので、住んでいるエリアについてぜひ一度調べてみてください。
もし「できるならフルタイム勤務で働き続けたい」と思っているなら、諦めちゃうのはもったいないです!
小1の壁に備えて、働き方の選択肢を増やしておくのも効果的
小1の壁に対しては、今の働き方のまま対応策を考えることもできますが、働き方を考え直すのも一つの手段です!
もし、今の仕事が出社メインで働く時間が決まっているとしたら、より自由度の高い働き方を選ぶこともできます。
柔軟な働き方ができる会社への転職もありますし、在宅フリーランスへの転身も可能です。
「どっちも勇気が出ない…」
そんな方は、副業を始めて、働き方の選択肢を増やしておくのもおすすめです。
私は、長女が小学校に入学するまでに副業で月20万円を稼ぐことを目標にしていますよ!
今回は、フルタイム勤務で「小1の壁」を乗り越えるための具体的な方法と、時短勤務に切り替えるリスクについてご紹介しました。
我が家も2026年度に長女が小学校に入る予定です。
残り約1年、できる対策をしっかりとって、笑顔で入学を迎えたいと思います!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!