こんにちは!たまきです。
私は、副業挑戦中の会社員ママです。
育休復帰してからは昇格できず、キャリアの頭打ち感にモヤモヤ…。
会社に依存せずに、自分で稼ぐ力を手に入れたいと考えました!
私が副業を始めるときに最初にぶつかったのが、「会社への副業申請」の壁。
「残業は断るくせに、副業したいなんてありえない!と言われてしまうかも…」
「申請を拒否されたら、今後気まずくなりそう…」
そこで今回は、会社に副業申請する時に失敗しないためのポイントをご紹介します!
副業申請のコツは「本業に活かせる」ことをアピールすること!

副業申請で承認してもらいたければ「本業に活かせる」ことをアピールすればOKです!
という方も大丈夫!
詳しく理由を説明しますね。
なぜ、「本業に活かせる」とアピールするべきなのか?
結論からお伝えすると、副業が本業に活かせることをアピールするべき理由は
上司は副業申請されると不安になるから、それを安心させてあげるため
です!
政府が企業に対して副業解禁を促し始めたのが2018年。
それから約7年が経ちますが、まだまだ副業している人は多数派ではありません。
あなたが会社の上司に「副業したいと思っているんです」と相談したとき、上司はどう感じるでしょうか?
会社の文化にもよりますが、少しネガティブに捉える上司が多いのではないかと思います。
上司は、副業に対して十分に理解しておらず、不安を感じているからです。
「急に副業したいなんて言い出しても、よく分からないし困る…とりあえず否定しておこう」と申請を差し戻すケースもありえます。
副業の承認をもらうためには、上司の不安な気持ちを知った上で、安心させるための説明が必要です。
それは、
副業をしても私は辞めません。あくまでも本業がメインです。
本業でより成果を上げるために、副業で得たスキルが活かせると考えています!
というもの。
本業>>>>>副業という姿勢をはっきりとアピールすることで、上司の不安は和らぎます。
そして「まあ、本業にも役立つなら挑戦してみたら」と同意を得られるのです。
私が副業申請したときの体験談
ここで、実際に私が副業申請したときのことをお伝えします。
育休中の副業申請…「早く復帰したら?」
私の勤めている会社は、副業をしたい場合、事前の申請・承認が必要です。
私は第三子の育休中に、上司に副業の相談をしました。
電話で「副業したいと考えている」と伝えたところ、上司の反応は
「えっ、副業?そんなに余裕があるなら、早く復帰したら?」
というものでした。
上司からすれば、育児に専念したいから育休をとっているはずなのに、副業なんてどういうこと?と感じたのだと思います。
そこで私は、
育休から復帰しようと思ったら、保育園に預けないと難しい。
でも年度途中では定員の空きがない。ということを説明しました。
上司も「まあ確かにそうだね〜」と。
本業に活かせる理由を説明
「副業したい=復職できる状態」ではないということは上司に伝わりました。
続けて、なぜ副業をしたいのかを説明。
子どもの昼寝中など隙間時間を有効活用して、本業にも役立つスキルを身に付けたいと思っていること。
色々と調べた結果、Webマーケティングに興味を持ち、マーケティングの知識はビジネス全般において重要だと気づいたこと。
そして、マーケティングスキルを身につけたら、この会社のマーケティングやお客さまの支援にも役立ち、本業でより貢献できる、ということを説明しました。
無事に許可された!
上司は「言いたいことはわかった、じゃあ人事に通してみるよ」と副業申請を受理し、後日正式に副業を承認されました!
後で振り返ってみると、私の副業申請が承認されたのは、この3つが大きかったように思います。
- 上司の質問(復帰したら?)にサッと答えられたこと
- 副業の内容を簡単に説明できたこと
- 副業が本業に役立つということをアピールできたこと
副業申請前に準備しておくべきこと
続いて、私の体験談から、副業申請の前に準備しておくべきことをお伝えします!
会社の就業規則を確認する
そもそもなのですが、勤めている会社の就業規則は最初に確認しておきましょう!
就業規則は、規則集やイントラネットで確認ができると思います。
分からない場合は、人事・総務に確認をしましょう。
副業については会社ごとにルールが異なり、
- 全面的に禁止
- 許可制(申請して承認されればOK)
- 自由(届出すればOK)
の3パターンが基本です。
「全面的に禁止」の場合は、次の章「会社にNGと言われたらどうする?」を参考にしてみてください。
副業の内容を分かりやすく整理する
次に、挑戦しようと考えている副業の内容をわかりやすく整理しましょう。
上司の立場からすると、
「できることを色々やってみようと思っています」
と言われるよりも
「企業のオウンドメディアに記事を書く、ライターの仕事をしたいと思っています」
と言われた方がイメージが湧くと思います。
上司は副業申請をされて、不安な気持ちを持っているはずです。
その不安を和らげるため、副業の具体的な内容を説明できるように整理をしておきましょう。
本業にどう役立つかを考える
副業の内容が整理できたら、その副業が本業にどう役立つかを考えましょう。
と思うかもしれませんが、大丈夫です!
例えば副業でライターをする場合、そこで得られるライティングスキルはどの仕事でも役に立ちます。
そもそも副業をするということは、自分で営業から制作、経理までを担うということです。それは会社員として目の前の仕事をしているだけでは得られない経験です。
本業と副業が完全にリンクして役立つ、ということは難しいかもしれません。
ですが、副業の中には、本業に役立つ部分が必ずあるはずです。
それを切り出して、説明できるように整理しておきましょう。
会社にNGと言われたらどうする?
しっかり事前準備をして副業申請したけど、上司に差し戻された…。
そんな時の対処法もお伝えします!
会社側の懸念点を確認する
自分の意見を否定されると、つい感情的になってしまいがちです。
ですが、まずはなぜNGなのかを確認しましょう!
上司や会社の懸念点が分かると、それに合わせた対応策を考えることができます。
例えば、以下のように対応策を伝えると、改めて検討してくれる可能性が上がります。
よくあるNG理由と対応策
副業を始めることで、本業のパフォーマンスが落ちるのでは?
副業は早朝・休日・深夜の限られた時間に限定して行い、業務時間には影響を与えません。
副業の内容によっては、会社のイメージに影響を与えるのでは?
会社のイメージを損なうような業務は行いません。定期的に副業の状況を報告します。
会社の情報が漏れるリスクがないのか?
本業の情報・ノウハウを副業に使わないことを誓約書として提出します。
副業の収入が増えたら、会社への意欲が下がるのでは?
あくまでも本業が最優先です。副業で得たスキルや知識を使って、より貢献します!
収益化せずに、準備を進める
という方は、収益化をせずに、副業の準備を進めることがおすすめです。
- Webスキルを学べるオンラインスクールに入る
- 自分のブログを立ち上げて運用する
こういったことは、個人の趣味の範囲であり、会社に承認されなくてもできます。
副業と言っても、すぐにガッツリ稼ぐのは難しいです。
今のうちに基礎スキルを固めておくことは、将来的にとても役立つはず。
まずは副業の準備から始めて、「やっぱり稼ぎたい!」と感じたら、再度副業申請をするか、今の会社を辞めるかを考えるのがいいと思います。
「本業に活かせる」アピールが副業申請成功のカギ!
副業申請をしようと思ったら、まずは申請を受ける上司の感情を考えましょう。
突然副業の話をされた上司は、まず「本業が疎かになるんじゃないか?」「会社を辞めようとしているんじゃないか?」と不安に感じるはずです。
その不安を理解し、想定した上で、副業の説明をすることが大事です。
そして、上司の不安を和らげるためには「あくまでも本業が最優先で、副業で得たスキルを本業に活かせるから挑戦したいんです」という姿勢を見せましょう。
しっかり準備をしておけば、副業申請は怖いものではありません。
新たな挑戦のために、まずは一歩を踏み出してみましょう!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!