こんにちは!たまきです。
私は、3人の未就学児を育てる会社員ママです。
現在、月20万円稼ぐことを目指して副業に挑戦しています!
副業にも様々ありますが、何をするにしても、ライバルがたくさんいるのが基本です。
頑張っていても普通に頑張るだけでは周りに埋もれてしまい、時間と労力がかかるばかりで全然稼げません…。
じゃあ一体どうしたらいいの??
…その答えは、圧倒的な差別化です!
今回は、差別化のポイントとなる「USP」についてお伝えします!
ライバルに埋もれないためのカギは「USP」!

副業でもフリーランスでも、自分でビジネスを始めると、ライバル(競合)の多さに驚きます。
こんな状態で、仕事を獲得できるのかな…と不安になる方も多いのではないでしょうか?
そんな時に大事なのが、「USP」の考え方です。
USPとは、Unique Selling Propositionの略で、直訳すると「差別化された唯一の提案」という意味合いを持ちます。
マーケティング用語ですが、少し分かりづらいかもしれません。
「お客さまが競合と比較したときに、ここが決め手!と思う独自の魅力」と考えてみてください。
USPを真剣に考え、お客様にとって究極の提案ができたとしたら、どんなにライバルが多かったとしても、お客さまの方から「ぜひ欲しい!」と言ってもらえます。
USPの作り方

では、USPはどのように考えたら良いのでしょうか?
3つのステップに分けてご説明します。
STEP1:ターゲットを絞る
まずは、誰に向けて価値を提供するかを決めましょう。
万人受けを狙った商品・サービスは差別化がしにくいため、ターゲットはある程度絞るのがおすすめです。
例えば、料理教室を考えてみましょう。
「老若男女誰でもOKな料理教室」だと、幅広い層に満足してもらうために、広く浅い価値提供になりがちです。
一方で、「準備ゼロでクッキング体験!子どもとママの料理教室」や、「胃袋を掴む!婚活女性向けの料理教室」とした場合、ターゲットは限定されます。
ターゲットを絞ることで、料理教室に対するニーズが明確になり、より深い価値を提供でき、差別化することができます。
STEP2:ターゲットにとってのベストな提案を考える
続いて、ターゲットにとっての究極の理想を考えます。
先ほどに続き、料理教室の例で考えてみましょう。
「準備ゼロでクッキング体験!子どもとママの料理教室」は、子どもにクッキング体験をさせたいママがターゲットです。
このママにとっての、究極の料理教室はどんな状態でしょうか?
- 自宅でやると散らかりそうだから、教室でクッキング体験をしたい
- Instagramに載せられるようなおしゃれな写真を撮りたい
- せっかくなら美味しいものを作って食べたい
- 自分でのんびりする時間も欲しい
例えば、こんな理想が考えられたとします。
このとき「それは無理…」と否定せず、それを実現する提案を考えるのがポイントです。
- テーブルコーディネートされたフォトスポットがあり、完成した料理の映える写真を撮れる
- 親子お揃いのおしゃれなエプロンを無料レンタル
- 前半は親子でクッキング体験をし、後半は親子別で行動。子どもはクッキングを続けるか、他の遊び。親はティータイム。
この段階では、「他社と比べて良いか」ではなく、お客さまにとってベストであるかを第一に考えます。
STEP3:競合と提案を比較する
最後に、ターゲットにとってベストな提案を考えられたら、競合の状況を確認します。
この3つのステップでUSPを考えることで、「競合より良いものにしよう」ではなく、「お客さまにとって究極に理想的なものにしよう」という発想ができます。
betterではなくbestな提案をする。
これがUSPを作るときの重要な点です!
USPの具体例

続いて、優れたUSPの具体例を2つ紹介します。
子連れWelcome過ぎる歯医者
これは実際に私が通っている歯医者なのですが、とにかく子ども連れにありがたい歯医者です。
待合室には巨大なキッズスペースがあり、有料の室内遊び場レベル。
待ち時間を潰すのにとても助かるのですが、さらに嬉しいのは、個室の診察室内にもキッズスペースが設けられているところ!
これが役立つのは、親の診察や治療に子どもを連れてくるケース。
歯医者で治療をする場合、1回30分程度はかかりますよね。
キッズスペースに子どもを置いて行くのは心配だし、とはいえ診察室ではすぐに飽きてしまいグズグズ…。
診察室内にキッズスペースがあることで、この悩みを解消してくれます!
子どもが楽しく遊んでいる様子が見えるので、親は落ち着いて治療を受けることができます。
私は、ここまで子ども連れに寄り添った歯医者に出会ったことがなく、もう他のところに通うことは考えられません…!
産後のお疲れママに特化したメイク研究家
続いては、私がInstagramで実際にフォローし、参考にしているメイク研究家です。
この方は産後のママをターゲットにしており、特に「育児で顔全体にお疲れ感満載…」という悩みの解決に特化しています。
私もまさにそうだったのですが、産後は赤ちゃんの世話でいっぱいいっぱいで、自分の身なりを気にする余裕がないですよね。
ただ、ふとした時に鏡を見たら、産後の抜け毛で落ち武者のような髪型、寝不足で肌はボロボロ、目の下には濃いクマ…。
「ええ〜めちゃくちゃ老けて見える…!!」
こんな産後ママの嘆きに対し、お疲れ感を払拭してくれるメイク術を発信しています。
発信の内容は、短時間でパッと華やぐポイントメイクが中心。
自身の「お疲れママ→華やかママ」のビフォーアフターを撮っているのも、共感と憧れを生んでいます。
ビジネスで成功するためにUSPは必須

多くのビジネスにおいて、競合の存在は避けて通れません。
競合が多くいる中で自分を選んでもらうため、つまりビジネスとして成功するためには、USPは必須なのです。
提案するべきなのは「自分ができること」ではない
USPを考える時には、「今の自分にできそうなこと」で決めてはいけません!
USPは「自分ができること」ではなく、ターゲットとなるお客さまにとっての、究極の理想状態をもとに考える必要があります。
USPによってお客さまから欲しいと言ってもらえる
ターゲットを絞り、そのターゲットにとってのベストな提案を考えられたとしたら、そのUSPはお客さまにとって、とても魅力的に映ります。
そして、こちらから営業をしなくても、お客様から「ぜひ欲しい!」と言ってもらえるのです。
最後に

ビジネスに競合が多いからといって、落ち込む必要はありません。
お客さまの理想をもとに、しっかりとUSPを練る事ができれば、どんなにライバルが多くても選ばれることができます!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!